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『人体六〇〇万年史』ダニエル・E・リーバーマン(ハヤカワ文庫NF)

『人体六〇〇万年史―科学が明かす進化・健康・疾病』(上下)ダニエル・E・リーバーマン、 塩原通緒訳(ハヤカワ文庫NF)

上巻

2017年
374頁

目次(収録作品)

序論―人間は何に適応しているのか
第1部 サルとヒト
(直立する類人猿―私たちはいかにして二足歩行者となったか/食事しだい―アウストラロピテクスはいかにして私たちを果実離れさせたか/最初の狩猟採集民―現生人類に近いホモ属の身体はいかにして進化したか/氷河期のエネルギー―私たちはいかにして大きな脳と、ゆっくり成長する大きな太った身体を進化させたか/きわめて文化的な種―現生人類はいかにして脳と筋肉の組み合わせで世界中に住みついたか)

第2部 農業と産業革命
(進歩とミスマッチとディスエボリューション―旧石器時代の身体のままで旧石器時代後の世界に生きていると―良きにつけ悪しきにつけ―どうなるか)

下巻

2017年
398頁

第2部 農業と産業革命(承前)
(失われた楽園?-農民となったことのありがたさと愚かさ/モダン・タイムス、モダン・ボディー産業化時代の人間の健康のパラドックス)

第3部 現在、そして未来
(過剰の悪循環―なぜエネルギーを摂りすぎると病気になるのか/廃用性の病―なぜ使わないとなくなってしまうのか/新しさと快適さの隠れた危険―なぜ日常的なイノベーションが有害なのか/本当の適者生存―人間の身体にとってのよりよい未来を切り開くため、進化の論理はどのように役立てられるのか)

二足歩行を始めてから600万年、 人類の身体はどう進化してきたか

〔科学が明かす進化・健康・疾病〕二足歩行を始めてから六〇〇万年、人類は何に適応しどう進化してきたか。感染症が激減した一方で慢性病が増加の一途をたどっているのはなぜか。「裸足への回帰」を提唱する進化生物学者リーバーマンが、進化史から現代人の抱える健康問題の原因を明らかにする。解説/山極壽一

出典:ハヤカワ・オンライン

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