『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 7 色』大岡信編
1983年5月
264頁
駒井哲郎 白と黒の造形 [巻頭詩]
富岡多惠子 色は匂えど
志村ふくみ 一色一生
篠田桃紅 玄という色
加藤楸邨 白い色
土門拳 白黒の世界
嶋岡晨 花火師 高杉一美
円地文子 花の色と衣服
泉鏡花 白い下地
瀬戸内晴美 尼僧のおしゃれ
串田孫一 色鉛筆
中里恒子 古代ガラス、今ガラス、ガラスの瓶
開高健 阿鼻叫喚の闇が無邪気を生む
田辺聖子 舞台の色彩
飯島哲夫 予想し得ぬ新世界への不思議な再生(抄)
井上ひさし 色
安野光雅 朱鷺色
吉行淳之介 石膏色と赤
内藤濯 色彩聴覚
山内義雄 紫
水上勉 日本のべに
花田清輝 金いろの雲
澤田ふじ子 利休色
池田彌三郎 海の色
岡本太郎 黒い太陽
高村光太郎 緑色の太陽
和達清夫 青い太陽
東山魁夷 青の世界
寺田透 弔辞
正岡子規 病牀六尺(抄)
大岡昇平 ゴッホの緑
粟津則雄 二重の闇
粟津潔 白い紙
夏目漱石 思い出す事など(抄)
三岸節子 秋の七草 萩
長崎盛輝 色と心
長崎盛輝 色への関心
長崎盛輝 神秘治療
樋口清之 日本人の好む色(抄)
福田邦夫 日本人の色の選び方
大岡信 詩歌にみる日本の色