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『中論―縁起・空・中の思想』三枝充悳(第三文明社)

『中論―縁起・空・中の思想』(上中下)三枝充悳・訳注(レグルス文庫・第三文明社)新書

上巻

1984年
280頁

目次(収録作品)

解題
 第一章 龍樹
 第二章 『中論』

中論巻第一
 釈僧叡序
 観因縁品第一 〔「縁」〕
 観去来品第二 〔「去ることと来ることと」〕
 観六情品第三 〔「眼などの認識能力(根)〕
 観五陰品第四 〔「集合体(蘊)」〕
 観六種品第五 〔「要素(界)」〕
 観染染者品第六 〔「貪りと貪る者と」〕

中論巻第二
 観三相品第七 〔「つくられたもの(諸現象、有為)」〕

初期大乗仏教の確立者龍樹が、釈尊の教説の中心となった「中道」を徹底した論理と思想のうえから実現しようとした論書。本書では、羅什訳を基準にしてサンスクリット詩頌と対照する。

出典:第三文明社公式サイト


中巻

1984年
245頁

観作作者品第八(「行為(業)と行為者(作者)と」)
観本住品第九(「先行するもの」)
観燃可燃品第十(「火と薪と」)
観本際品第十一(「〔輪廻の〕前後の究極」)
観苦品第十二(「苦」)
観行品第十三(「〔潜在的〕形成作用(行)」)
観合品第十四(「結合」)

中論巻第三
観有無品第十五(「自性(固有の実体)」)
観縛解品第十六(「緊縛と解脱と」)
観業品第十七(「業と果報と」)
観法品第十八(「アートマン(我、主体)」)
観時品第十九(「時」)     

行為と行為者と・先行するもの・火と薪と・輪廻の前後の究極・苦・形成作用・結合・自性・縛と解脱と・業と果報と・アートマン・時、の12章より成る。

出典:第三文明社公式サイト


下巻

1984年
268頁

観因果品第二十 (「集合」)
観成壊品第二十一 (「生成と壊滅と」)

中論 巻第四
観如来品第二十二 (「如来」)
観顛倒品第二十三 (「顛倒」)
観四諦品第二十四 (「聖なる真理(〔四〕聖諦)」)
観涅槃品第二十五 (「ニルヴァーナ(涅槃)」)
観十二因縁品第二十六 (「十二支〔縁起〕」)
観邪見品第二十七 (「誤りの見解(邪見)」)

集合・生成と壊滅と・如来・倒・聖なる真理・ニルヴァーナ・十二支縁起・誤りの見解、の8章より成る。

出典:第三文明社公式サイト

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