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『南方熊楠全集4』(平凡社・全12巻)

『南方熊楠全集4 雑誌論考Ⅱ』南方熊楠、監修:岩村忍・入矢義高・岡本清造、校訂:飯倉照平(平凡社・全12巻、10巻・別巻2巻)

1972年
614頁
定価:6,407円(税込)




目次(収録作品)

「彗星」
 読『一代男輪講』
 小鳥狩に梟が出る
 お寺小姓
 読『一代女輪講』
 読「五人女輪講巻二」
 読「心中二ツ腹帯輪講」
 読「世間猿輪講」
 読「夢想兵衛輪講」
 性画の流出入
 蚊帳の雁金
 女順礼ならびにサンヤレのこと
 金魚
 小篇
  一寸法師と打出の小槌
  松茸
  鉄漿
  豆腐
  焼蟹食い合う中
  売女の名歌
  かげろう
  〔失題〕
  チンプンカン
  チチンプイプイゴヨノ御宝
  赤い物
  読「誹語堀之内詣」
  鍔屋
  相似た東西笑話
  『新著聞集』の著者
  信長、秀吉、家康の性格を表わした句
  似た山

「なら」
 「春日神社釣燈籠の銘文」につちえ
 キリゴケについて

「土のいろ」
 『土のいろ』を読みて
 武光式部少輔のこと
 一言一話
  一の宮の南天
  蚊帳に雁の絵を描くこと

「紀伊郷土研究」
 根来のこみちゃ
 むつかしい熊野の方言

「紀伊史料」
 「田辺名物考」について
 加太の立て櫂

「グロテスク」
 尾崎君の「振鷺亭の怪談会本」を読む

「旅と伝説」
 桜を神木とすること
 馬角さん
 「釣狐」の狂言
 人に化けて人と交わった柳の精
 婦人の腹中の瘡を治した話
 驢の耳を持った皇帝
 兄弟契り
 贋孝行を褒賞した話
 太田君の「進軍中に見た支那習俗」(一)を読む
 小篇
  鷽替神事について
  刺なきイバラ
  イチハツを屋根に栽えること
  ナナカマドの木が雷を避けるということ
  えのこ草の歌
  胴あげについて
  酢と酒と醤油が湧き出る三つの壺
  シの字嫌い
  一休和尚長い字を書いた話

「民俗学」
 旗振通信の初まり
 ゴッサン
 邪視につちえ
 狐と雨
 庚申鳥とゴキトウ鳥
 七種の菜粥
 烏の金玉
 鮑が難船を救うた譚――鷸蚌の故事
 千疋狼
 「紀伊の国」の端唄
 易の占いして金取り出だしたること
 亀の甲
 往古通用日の初め
 催促する動物の譚
 泡んぶくの敵討
 太鼓の中に人
 美人の代りに猛獣
 鰹鳥――燕の継子殺し
 唖人が鳥を見て言い出す
 ドンコの類魚方言に関する藪君の疑問に答う
 ぬくめ鳥
 額より妙相を現ぜしこと
 足を薪とした怪婆
 源為朝一箭で船を射沈めたこと
 樟柳神とは何ぞ
 塩茄子の笑話
 余り茶を飲んで孕んだ話と手孕村の故事
 寄合咄
  移動する魚に関する俗伝
  刀剣吼えたこと
  虎が人に方術を教えたこと
  邪視という語が早く用いられた一例
  金剛石採取の咄
  大鼠
  日を負うて戦うこと
  毒が変じて薬となる
  シメナワについて
  蟷蜋
  「紀伊の国」の根本唄
  尻切れニナの話
  阿育王と蜂
 紙上問答
  質問
  応答
 余白録
  くどき節「兄妹しんじゅ」
  カシャンボ(河童)のこと
  百合若大臣の子孫
  秤り目をごまかす狐魅
  盥を敲いて急を報ず
  厠で唾はくを忌む
  人が虫になった話
  支那の初夜権
  一極めの詞

「あかほんや・末摘花通解」
 川柳句解二則
 「書を好む者の三病」について
 『末摘花通解』補説

「岡山文化資料」
 馬鹿婿
 アマンジャクが日を射落とした話

「芳賀郡土俗研究会報」
 『芳賀郡土俗資料第一編』を読む
 小篇
  一目の虫
  尻馬の尻馬のまた尻馬に乗る
  煉粉を塗る話

「俚俗と民譚」
 もぐらの嫁探し

地球志向の比較学(鶴見和子)

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