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『ベンヤミン・コレクション1 近代の意味』(ちくま学芸文庫)

『ベンヤミンコレクション1 近代の意味』ヴァルター・ベンヤミン、浅井健二郎編訳、久保哲司訳(ちくま学芸文庫)シリーズ全7巻

1995年
687頁




目次(収録作品)

言語一般および人間の言語について
ゲーテの『親和力』
アレゴリーとバロック悲劇
パリー十九世紀の首都
セントラルパーク
ボードレールにおけるいくつかのモティーフについて
シュルレアリスム
ベルト・ブレヒト
叙事演劇とは何か
写真小史
複製技術時代の芸術作品
歴史の概念について

ベンヤミンは、その思索の全体を通じて近代の「原史」(Urgeschichte)をイメージし続けた。ゲーテの『親和力』に見出される「アウラ的なもの」、そこからの断絶の最初のラディカルな顕われ(近代の転回)としてのボードレールの諸作品、さらに近代からの決定的な覚醒を告げる、シュルレアリスム、ブレヒト、複製芸術という非アウラ的芸術。また、パリの近代ないしボードレール捉えるまなざしに重なるように映し出されるバロック・アレゴリーの精神。近代における美的経験の変容を縦軸に構成する、新編・新訳のアンソロジー。

出典:筑摩書房公式サイト

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