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『寺田寅彦セレクション1』(講談社文芸文庫)

『寺田寅彦セレクション1』寺田寅彦(吉村冬彦)、千葉俊二・細川光洋 選(講談社文芸文庫)

2016年
352頁
定価:1,760円(税込)




目次(収録作品)

『冬彦集』自序 病院の夜明けの物音 自画像 小さな出来事〈抄〉 厄年とetc 浅草紙 春六題 鼠と猫 案内者 蓄音機
『藪柑子集』自序 団栗 竜舌蘭 まじょりか皿 花物語 ヴェニスから ゲッチンゲンから パリから. 1
『万華鏡』自序 科学者と芸術家 電車の混雑について 化物の進化
『続冬彦集』自序 秋の歌 子猫 石油ランプ 流言蜚語 備忘録〈抄〉 読書の今昔 「手首」の問題

「天災は忘れた頃にやってくる」など、後世に今も残る数々の言葉を生み、物理学者として世界的な業績をあげた寺田寅彦は夏目漱石の高弟として、透徹した観察眼で散文詩的美しさを湛えた文章を物し、科学と芸術の融合を果たした。本巻には『冬彦集』『藪柑子集』『万華鏡』『続冬彦集』から、内田百間に「昭和年代の随筆として後生に遺る第一のもの」と言わしめた、随筆家の真骨頂を示す名品を厳選収録する。

出典:講談社BOOK俱楽部


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