『二重人格』ドストエフスキー(岩波文庫) 2019/12/6 2020/3/3 書籍データ 岩波文庫, 多重人格, 二重人格 『二重人格』ドストエフスキー、小沼文彦訳(岩波文庫) 改版1981年 326頁 主人公は小心で引っ込み思案の典型的小役人。家柄も才能もないが,栄達を望む野心だけは人一倍強い。その内心の相克がこうじたあまり,ついにもう一人の自分という幻覚が現われた! 精神の平衡を失い発狂してゆく主人公の姿を通して,管理社会の重圧におしひしがれる都市人間の心理の内奥をえぐった巨匠(1921-81)の第二作。 本書表紙(カバー)より 二重人格 (岩波文庫) amazon 楽天 こちらの記事もどうぞ『森鴎外全集』(ちくま文庫)『ミシェル・フーコー講義集成』(全13巻)『正史 三国志』陳寿(ちくま学芸文庫)『坂の上の雲』司馬遼太郎(文春文庫)『完訳 アンデルセン童話集』(岩波文庫)『食卓の賢人たち』アテナイオス(京都大学学術出版会)(全5巻)『城下の人 新編・石光真清の手記(一)』(中公文庫)『新版 うつほ物語 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫)