『筆まかせ 抄』正岡子規(岩波文庫) 2020/11/19 2020/11/19 書籍データ 岩波文庫, エッセー 『筆まかせ 抄』正岡子規、粟津則雄編(岩波文庫) 1985年 239頁 何もかもが面白くて仕方がないという時期は人生にそうあるものではない。青雲の志を抱いて十七歳で上京した子規が、その翌年の明治十七年から二十五年にかけて書留めた『筆まかせ』は、そのような時期の産物として稀有のまた実に楽しい随想である。特に丁丁発止の言葉がとびかう若き漱石との往復書簡は圧巻。104篇を精選。 本書表紙(カバー)より 筆まかせ抄 (岩波文庫) amazon こちらの記事もどうぞ『森鴎外全集』(ちくま文庫)『ミシェル・フーコー講義集成』(全13巻)『正史 三国志』陳寿(ちくま学芸文庫)『坂の上の雲』司馬遼太郎(文春文庫)『完訳 アンデルセン童話集』(岩波文庫)『食卓の賢人たち』アテナイオス(京都大学学術出版会)(全5巻)『城下の人 新編・石光真清の手記(一)』(中公文庫)『新版 うつほ物語 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫)