『ソクラテスの弁明・クリトン』プラトン、久保勉訳(岩波文庫)
1927年7月3日第1刷発行
1964年8月16日改版発行
117頁
自己の所信を力強く表明する法廷のソクラテスを描いた『ソクラテスの弁明』、不正な死刑の宣告を受けた後、国法を守って平静に死を迎えようとするソクラテスと、脱獄を勧める老友クリトンとの対話よりなる「クリトン」。ともにプラトン(前427‐347年)初期の作であるが、芸術的にも完璧に近い筆致をもって師ソクラテスの偉大な姿を我々に伝えている。
本書表紙(カバー)より
一番有名な哲学書。
文学としても名作なので哲学になじみがない人にもおすすめ。特に、若い人に薦める。