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『草はらに葬られた記憶「日本特務」』ミンガド・ボラグ(関西学院大学出版会)

『草はらに葬られた記憶「日本特務」―日本人による「内モンゴル工作」とモンゴル人による「対日協力」の光と影』ミンガド・ボラグ(関西学院大学出版会)

2019年
264頁




目次(収録作品)

序章 近くて遠い邦「内モンゴル」
第1章 「やっぱりあの家族は日本の走狗だった!」-文化大革命中に「日本の走狗のアバズレ娘」と称された母セーペルマの回想
第2章 「あの若い日本人夫婦は無事帰国したのかなあ!」-ラマ・イン・クレー寺の活仏の兄アヨシの回想
第3章 「かつてウジムチン草原は日本の統治下にあったことを今の日本人は知っているか」-ラマ・イン・クレー寺の住持ポンソグの回想
第4章 「俺はモンゴルの最高審判官だ」-日本特務機関使用人の娘シルとその夫のヨンドンジャムソの回想
第5章 「あれは一九四五年八月一一日の朝のことだった」-貝子廟モンゴル伝統医療センターの名医ドブジョルの回想
第6章 「チンギス・ハーンは日本人だった!?」-日本軍車輌班の運転手だったワンチョックの回想
終章 遠いけれど近かった「内モンゴル」

第二次世界大戦中の内モンゴル草原での日本人との交流を記憶する人々を取材。いま残さなければ消えてしまうその回想をもとに、「草はら」で何がおこなわれたかをモンゴル人の視点から描く。

出典:関西学院大学出版会公式サイト

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