『小林秀雄全集 第4巻 作家の顔』小林秀雄（新潮社）
昭和43年（1968）3月20日初版発行
406頁
旧字旧かな
目次（収録作品）（実際は旧字旧かなだが新字新かなに改める）
作家論II
志賀直哉
私信―深田久弥へ
井伏鱒二の作品について
辰野隆「さ・え・ら」
佐佐木茂索「困つた人達」
堀辰雄の「聖家族」
金文輯君へ
佐藤春夫論
林芙美子の印象
谷崎潤一郎「文章読本」
横光利一「覚書」
岸田国士「鞭を鳴らす女」其他
「夜明け前」について
石川達三「豺狼」
谷崎潤一郎「猫と庄造と二人のをんな」
武田麟太郎「市井事」
石坂洋次郎の「麦死なず」
林房雄「浪曼主義のために」
川上喜久子「滅亡の門」
吉屋信子「女の友情」
菊池寛論
林房雄「壮年」
「福翁自伝」
島木健作の「生活の探求」
志賀直哉論
島木健作の「続生活の探求」を廻つて
舟橋聖一「岩野泡鳴伝」
山本有三の「真実一路」を廻つて
三好達治
正宗白鳥「文壇的自叙伝」
文学論争
作家の顔
岸田国士の「風俗時評」其他
思想と実生活
中野重治君へ
文学者の思想と実生活
戸坂潤氏へ
「日本的なもの」の問題
窪川鶴次郎氏へ
酒井逸雄君へ
感想II
短歌について
現代詩について
言語の問題
演劇について
「罪と罰」を見る
文化と文体
現代作家と文体
実物の感覚
日本語の不自由さ
女流作家
野上豊一郎の「翻訳論」
映画批評について
現代の美辞麗句
読書について
読書の工夫
社会時評I
井の中の蛙
戦争について
佐藤信衛「近代科学」
宣伝について
雑記
杭州
杭州より南京
蘇州
支那より還りて
従軍記者の感想
火野葦平「麦と兵隊」
現代日本の表現力
「文学界」後記
「文学界」後記
後記
解説（河上徹太郎）
解題（吉田凞生）