スポンサーリンク

『孤独なボウリング』ロバート・D. パットナム(柏書房)

『孤独なボウリング―米国コミュニティの崩壊と再生』ロバート・D. パットナム、柴内康文訳(柏書房)

2006年
689頁




目次(収録作品)

第1部 序論
第1章 米国における社会変化の考察

第2部 市民参加と社会関係資本における変化
第2章 政治参加
第3章 市民参加
第4章 宗教参加
第5章 職場でのつながり
第6章 インフォーマルな社会的つながり
第7章 愛他主義、ボランティア、慈善活動
第8章 互酬性、誠実性、信頼
第9章 潮流への抵抗?――小集団、社会運動、インターネット

第3部 なぜ?
第10章 序論
第11章 時間と金銭面のプレッシャー
第12章 移動性とスプロール
第13章 テクノロジーとマスメディア
第14章 世代から世代へ
第15章 市民参加を殺したものは何か? その総括

第4部 それで?
第16章 序論
第17章 教育と児童福祉
第18章 安全で生産的な近隣地域
第19章 経済的繁栄
第20章 健康と幸福感
第21章 民主主義
第22章 社会的関係資本の暗黒面

第5部 何がなされるべきか?
第23章 歴史からの教訓――金ぴか時代と革新主義時代
第24章 社会関係資本主義者の課題に向けて

付録1 社会変化の測定
付録2 図表の出典
付録3 市民・専門職組織の盛衰

著者の名を世界中に知らしめた名著の完全訳。
ボウリング人口は減っていないのに、社交としてのボウリングが激減したのはなぜなのか。ご近所づきあい、地域・教会活動、学校行事への参加などの人間関係を《社会関係資本 Social Capital》と位置づけ、米国コミュニティの特質と変遷を論じる、トクヴィル以来の総合的米国社会論。トクヴィルが賛美した「団結する力」に類似する、相互義務と行為への責任を内包した社会関係資本。その多寡と民主主義の健全さの相関関係を詳細に論じ、米国コミュニティにおける社会関係資本の減少を膨大な調査と分析から立証した全米ベストセラー。
情報化社会の民主主義への影響も論じながら、米国の未来を占う。日本及び他国のコミュニティ分析にも有効であり、比較指標として、いま世界中から注目を浴びている新しい社会理論の模範的応用ケース。

出典:柏書房公式サイト

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange