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『書くための文章読本』瀬戸賢一(インターナショナル新書)

『書くための文章読本』瀬戸賢一(インターナショナル新書)

2019年12月11日第1刷発行
218頁




目次(収録作品)

第一章 終わり良ければすべて良し
第一節 「す」と「る」を書き分ける
第二節 「た」の処理法――過去をどう表すか
第三節 主体性から見た文章技法

第二章 踊る文末
第一節 キャラ立てする
第二節 文法のレトリック
第三節 表現のレトリック
第四節 引用のレトリック

著者は言語学者。

本書は日本語の文章の文末について論じたもの。挙げられている文例があまり良文とは思えない。本書でもほめている『創作の極意と掟』(筒井康隆)や『文章読本』(丸谷才一)の方が興味深く、学ぶ点が多い。

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