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『中上健次短篇集』(岩波文庫)

『中上健次短篇集』中上健次、道籏泰三編(岩波文庫)

2023年
324頁




目次(収録作品)

隆男と美津子
十九歳の地図
眠りの日々
修験
穢土
蛇淫
楽土
ラプラタ綺譚
かげろう
重力の都

注解
解説「路地」への憎愛(道籏泰三)
中上健次略年譜

戦後生まれで初めての芥川賞作家・中上健次(1946-1992)は、郷里の新宮と熊野に根差した一族への痛切なる憎愛を終生いだき続けた。「楽土」へのもがき――世界に対する怒り、哀しみ、優しさは、人間の本来のあり方への希求へと上昇していく。「十九歳の地図」「ラプラタ綺譚」「重力の都」等、雄勁と繊細の織りなす短篇10篇を精選。

本書表紙(カバー)より

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